IPO株関連の書籍は役に立つのか?

IPOとは証券用語で、新規公開を目論む企業が自社が発行する株式もしくは、新会社として新規に発行する株式を多くの投資家に公募や売り出しにより配分することを言います。
IPO株の特徴ととして、公募価格よりも初値で大きく株価が跳ね上がることがあり、利益確定時点で大きな儲けが出ることがあり、IPOトレーダーと言って、専属でIPO銘柄のみの投資を行う人もいます。
また、IPOが儲かる確率が高いことから、これをテーマとした書籍やIPOの情報を掲載する書籍も多く販売されています。
近年では、インターネットの普及から、抽選の申し込みによる買い付けが多いようですが、ネット証券以外の大手証券会社では主幹事証券会社として、ディスカウント方式で顧客に勧誘という形でサービスしていることがあり、また、購入時手数料をサービスしているなど、ネット証券との差別化を図っています。
関連書籍には過去の勝率やトレーダーの経験、IPOにまつわる様々な情報が掲載されていますが、公募として未公開株の購入を目論む人の大半が、上場日初値か初日の終値までに利益確定売りとする人が多いです。
と言うのも、中長期で見た場合、初期で株価を大きく上げ、中期目で株価を下げ、安定してくると株価は公開初値を大きく下回るということも稀ではなく、このころまでに投下資本の回収が行われていることが言えます。
また、公開初値で必ず、公募価格より上昇するとも限らず、公募価格を割り込むこともあります。
多くの銘柄は、公募価格を上回りますが、初値の寄付きで利益確定売りとすれば、10回のうち9回の勝率を上げることは可能でしょう。
書籍による分析も良いでしょうが、IPO寄り付き売り抜けの場合、ファンダメンタルズ分析が必要のない投資でもあるのです。